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柏の、名戸ヶ谷病院についての特集を見てたんですが。
すごく、かっこいい。
理事長の理念も、それを実践していく医師たちも。
もちろん、それを支える看護士さんたちも、凄まじい努力をなさっているのでしょう。
そこは、救急車を決して断らない病院。
開院から25年間、一度も急患を断ったことがないとか。
たらい回しで悲劇が多い昨今に、救急隊員から「最後の砦」と呼ばれている、とも。
「急患で自分の子供が玄関に来たら、ベッドがいっぱいですなんて言って断れますか?」
「自分や、自分の家族を預かる気持ちで常に患者さんをお預かりしています」
そういう理事長さんに、まだこういう医者も居るんだな、と思った。
ベッド不足に悩む病院が多い現状に、
自宅治療でも可能な患者は自宅に帰して、代わりに丁寧な往診をする。
そうして空いたベッドを一定数確保して、一日平均十数件という急患を受け入れる。
医師不足で悩む病院も多いですが、
法定最低常勤医数26人に対して35人を確保。
ベテラン医師と研修医を組ませ、研修医が受け持つとはいえ質のいい医療を提供。
そして、そうすることで研修医が受けられる実践も早くから上質な経験を得させる。
現場経験をさせてくれる病院だ、ということで希望者を確保できる。
ついでに、医師に住居費負担などを行って病院から5分圏内の住宅を提供。
なにより、この理事長の信念に惹かれて、応募する人が多いのだとか。
医者の本来あるべき姿って、こうなんだと、分かってる人はきっと多い。
だけど、やむをえない事情に負けて理想の姿から離れていく人も、きっと多い。
取材で張り付かれていた研修医さんは、夜勤の上にさらに急患が重なり、
結局30時間勤務になっていた。
それでも、若いから乗り切れるという以上に、
現場の緊張感が充実感になって彼を動かしているといっていた。
自宅医療専門チームの結成も考えているとのことだし、
経営とかも大変だろうと思う。
だけど、これからも頑張って欲しいと思った。
それと、贅沢を言うなら、
こういった病院が「最後の砦」ではなく、もっと増えて欲しいと思う。
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